【セガサターン】プラネット・ジョーカー

シューティング

近未来の東京を舞台としたクォータービューシューティングゲーム。代々木アニメーション学院がアニメーション部分を協力した作品です。

タイトル画面
タイトル画面

あの「デスクリムゾン」等とともに、セガサターンマガジンの読者レースにおいて最下位争いを繰り広げたゲーム。

1 ストーリー

オープニングの機体

2039年5月の東京都内に突如、謎の軍隊が侵攻する。陸上自衛隊特殊部隊所属のサトミ・タカヤマ少尉は敵の本拠地の制圧ならびに首謀者の捕獲作戦を受け出動するのだった。

ステージ上の3人
サトミ・タカヤマ(中) エレン・ロックウェル(左) サラ・ユーガ(右)

2 キャラクター

「プラネットジョーカー」は代々木アニメーション学院の協力を受けて制作されています。声優さん達も学生から選出したのでしょうか?名前は初めて見る方たちでした。

サトミ・タカヤマ(声:岩見博子)

サトミ・タカヤマ

23歳の日本人。自衛隊特殊部隊第17小隊の隊長。自衛隊に入る前は、ごく普通の学生であった。パイロットテストで群を抜いた実力を発揮する。面倒見の良い性格をしている。

エレン・ロックウェル(声:加藤美由紀)

エレン・ロックウェル
声を担当した加藤さんは、その後レポーターやTVアナウンサーとして活躍されました

22歳のアメリカ人。自衛隊に入る前はフリーターであった。自衛隊の外国人雇用開始とともに入隊する。運動神経は人並外れており、天真爛漫・単純明快な性格をしている。ステージ4にて死亡する。

サラ・ユーガ(声:山口未知世)

サラ・ユーガ
演技が一番上手く、声がカワイイと感じた

20歳のインド人。自衛隊に入る前はヨガの講師を務めていた。規律の正しさを身につける修行のため自衛隊に入隊。物静かな性格をしている。エレンと同じくステージ4で死亡する。

ミカ・ヤマモト(声:福當亜樹)

ミカ・ヤマモト
いつも片目だけ反射しているレンズが気になる

23歳の日本人。オペレーター兼通信担当。サトミと同時期に自衛隊に入隊する。運動神経が鈍いため陸軍のオペレーター職に就く。

タカオ・タカスギ(声:野上智之)

タカオ・タカスギ

53歳の日本人。自衛隊特殊部隊司令官。妻と二人の子供がおり、子煩悩である。

ジョン・マークウェル(声:松本智行)

ジョン・マークウェル

66歳のアメリカ人。若干26歳にして「JOKER PROJECT」の地中開拓部門の最高責任者になった。今回の東京占領を企てた首謀者である。

3 システム

機体

ラブレス

最初選択できる機体は7種類で、ある条件を満たすと8種類になります。各機体それぞれに武器が異なっています。

ウェンガー

攻撃方法

ボス戦
ボス戦

攻撃方法は「ショット」「ボム」「チャージアタック」があります。「ショット」は通常弾・レーザー・ミサイルの3種類。「チャージアタック」は無敵状態で敵に体当たりして攻撃できます。

ショット攻撃
なかにはほとんど使えない攻撃方法も

4 問題点

アイダ
選択機体は「アイダ」が一番楽です。ホーミングレーザーの使い勝手が良い

一番の問題点は攻撃が当たっているかどうかの反応が分かりにくいという点。かすかに金属音らしき音がするような感じがありますが、ボス戦になると攻撃が当たっているのか不安になります。

特に第6ステージのボスは手強く、シューティング初級者にとっては前述した攻撃判定の問題と相まってとても難しかったです。

第6面のボス
6面のボスが手強く、クリアーを諦めかけました。反応が薄いので攻撃が当たっているのか不安になります。ゲームは全7ステージ

代アニ担当のアニメーション部分に関しては、声優さんたちは拙い人がいたものの特に気にならなかったのですが、幕間の会話部分やストーリーが冗長で印象薄でした。

戦死したエレンとサラ
ステージ4で戦死するエレンとサラ。いいキャラしていたのにもったいない

5 ★広告等★

ナグザットの公募の広告
ナグザットから公募作品募集の広告
第1回公募制作として「プラネットジョーカー」が取り上げられています
代々木アニメーション学院の広告
「プラネットジョーカー」協力の代々木アニメーション学院の広告 ゲーム誌に毎回広告が出されていました
ケース表
ケース表
ケース裏
ケース裏
ディスク
ディスク
帯

ゲームCD収録の壁紙集

ゲームCD収録の壁紙
ゲームCD収録の壁紙
壁紙2
壁紙2
壁紙3
壁紙3
壁紙4
壁紙4
壁紙5
壁紙5
壁紙6
壁紙6
壁紙7
壁紙7

6 概要

エンディングの1シーン
EDの1シーン。エンディングテーマは懐かしい感じがして好みです。代アニの生徒たちが作ったのだろうか?

発売日 : 1997年3月7日
開発 : IMP
販売 : ナグザット
ジャンル : クォータービューシューティング
ランキング : 942/945位(セガサターンマガジンより)

動画

YouTube プラネットジョーカー(短時間紹介動画)

【プレイ動画】SS プラネット・ジョーカー
https://www.youtube.com/watch?v=MhIkTOXEuvI

「四天王の一角」と揶揄されていて評判が良くないのは知っていたけど、プレイしてみたらキャラデザは好みだし、想像していたほど酷くはないと思ったよ。敵に弾が当たった時の判定と爽快感をどうにかしてもらうだけでも大分違かっただろう。

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