プレイステーションで発売された「ゼロ・ディバイド」シリーズがセガサターンに登場しました。PS「ゼロ・ディバイド2」に登場した10キャラが装いも新たに再参戦。
1 ストーリー
20XX年、とあるハッカー集団がおこした「XTAL TOWER事件」の後に、1体の自意識を持つ攻性プログラム「ZULL」が誕生した。
彼は自分の中に狂気が次第に育っていくのを実感する。そして彼はネットワーク上に存在する「攻性プログラム」達や、ネットワーカー達に対して「私を破壊しろ!」とメッセージを発したのだった。
2 キャラクター
人型だけでなくドラゴンやカニのような形態で様々なキャラクターがいて面白い。
ZERO
攻性プログラムと呼ばれるものの中で最も安定した進化を続けてきたZERO。進化を重ねるうちに、ベースとなったZULLに近い形態となっていた。
TAU
最も激しい進化を遂げているTAU。以前はかなり生物的な傾向を持つユニットだったが、様々なバリエーションを通過して現在のような機械的な形態となってしまった。
WILD3
オリジナルの製作者である「EXE」と呼ばれる人物の熱狂的なファンが、従来のものにアレンジを加えて大幅に作り替えたもの。
EOS
「誤った和風感」の外装を捨て、実用的な外装を身にまとった。柔道をベースとした数々の技を繰り出す。
10
肉感的で女性的なシルエットを持つ。様々な進化の過程で、獣人的な要素を強く取り入れられたため、異様なフォルムへと変貌した。
CYGNUS
忍者のようなイメージの攻性プログラムだが、進化の末に、全身に鎧をまとった武者のような外見となった。
DRACO
ドラゴンタイプの攻性プログラムだが、進化のイメージは機械的なものから生物的なものへ移行し、今や全くのドラゴンそのもののような形態と化してしまった。
NEREID
DRACOとは逆に、機械的なイメージが優先されるフォルムと化した。ロボット然としたパーツ群から繰り出されるトリッキーな技の数々は予測がつかない。
PIXEL
10と同様の変化がもたらされた為、従来保ってきた方向性とは全く異なる獣人的なフォルムを有することとなった。
CANCER
カニをモチーフとして進化してきた。次第に機械的なイメージが与えられ、不思議な外見を持つようになった。
ZULU
かつては「XTAL」のガーディアンプログラムであった。自らの中に息づく邪悪に変化した存在を消去する為に攻性プログラム達にメッセージを発した。
XTAL
ZULUを再生させた張本人。ZULUを核として復活を果たす。
3 システム
基本技はパンチ、キック、ガードに加え軸移動(避け)があります。
AB(アブノーマル)モード
特定のコマンドでABモードが発動します。瞬間的に技の威力、浮かせる高さが上がるため逆転を狙うことも可能になります。
アーマーシステム
キャラクターは各部位に外装を有しており、攻撃によって部分的に破壊されていきます。外装を破壊されていると空中コンボを決められやすくなったり、威力の低い技でダウンさせらてしまいます。
リングアウトを防ぐハングシステム
格闘ゲームでは通常リング端に追いつめられるとリングアウトになりますが、ゼロ・ディバイドではリングのふちにぶら下がることができ、リングアウトを防ぐことができます。
4 広告等
5 概要
発売日 : 1997年11月20日
開発 : ズーム
販売 : ズーム
ジャンル : 格闘アクション
ランキング : 409/945位(セガサターンマガジンより)
キャラクターは様々な形状をしていて楽しい。操作性もサクサク動いて快適でとても良い感じだよ。
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